Criteoのロゴが入った3Dアダプターとトグルスイッチで、Criteo連携の運用を表したNeuroブログのサムネイル

NeuroにCriteoを連携できるようになりました

NeuroのワークスペースにCriteo Marketing Solutionsを連携できるようになりました。成果の確認だけでなく、アドセットの開始・停止や予算変更まで同じチャットで扱えます。

NeuroのワークスペースにCriteoを連携できます

今回のアップデートで、NeuroにCriteo Marketing Solutionsを連携できるようになりました。ひとつのワークスペースで、Google広告やMeta広告、GA4と並べてCriteoの広告主データを扱えます。

Criteoはリテールメディアとリターゲティングで存在感の大きい媒体ですが、これまでは他媒体と別の画面で見るしかありませんでした。同じ商品をCriteoとMetaの両方で配信していて、どちらがより売れているのかを知りたいだけでも、2つの管理画面を行き来する必要がありました。日予算を動かすときも同じです。

今回の連携で追加されたのは成果の確認だけではありません。Neuro上でCriteoの広告主を連携したあと、キャンペーンとアドセットの成果を読み、必要に応じてアドセットの開始・停止や予算変更まで同じチャットで処理できます。

連携手順: Criteoアカウントでログインし、広告主を選ぶ

  1. Neuroのワークスペースの連携画面でCriteoを選びます。
  2. Criteo Marketing Solutionsのアカウントでログインします。Neuroがパスワードを受け取ることはなく、Criteo公式の認証画面で権限を委任します。
  3. 認証が終わると、このアカウントでアクセスできる広告主の一覧が表示されます。ワークスペースで扱う広告主をひとつ選びます。
  4. 連携が完了すると、NeuroのチャットとレポートでそのCriteo広告主のデータをすぐに使えます。

ワークスペース1つにつき、連携できるCriteo広告主は1つです。ひとつのCriteoアカウントで複数の広告主を担当している代理店の場合は、広告主ごとにワークスペースを分けて連携してください。

連携すると見えるようになること

Neuroは連携したCriteo広告主のキャンペーン、アドセット、広告、デバイス、チャネル、日付単位の成果を取得します。費用・インプレッション・クリックといった運用指標は基本として、必要なら売上とROAS系の指標もあわせて確認します。

見たいものNeuroでの確認方法注意点
日別のキャンペーン成果キャンペーンと日付を軸に、費用・インプレッション・クリックを比較します。時系列で見るには、日・週・月といった時間軸を必ず一緒に指定します。
ROASと売上PostClick/PostViewとルックバックウィンドウを決めて、Criteo基準の売上・ROASを見ます。Criteoに単一のROASは存在せず、アトリビューションの組み合わせごとのROASしかありません。
CTR・CVRClicks÷DisplaysでCTR、Sales系÷ClicksでCVRを自分で計算します。Criteoの統計にはCTR・CVRのフィールドがないため、生の指標を取得してから計算する必要があります。
媒体間の比較Google広告・Meta広告・GA4と同じワークスペースで横に並べて比較します。媒体ごとにアトリビューションと表示単位が違うため、数値をそのまま混ぜてはいけません。

Criteoの売上・ROAS系の指標は、PostClick/PostView×1日・7日・30日の組み合わせで出てきます。単一のROASという概念がないので、チャットで質問するときに基準を固定しておくと回答が安定し、翌週も同じ基準で比較できます。もっともよく使われるのがPostClick30日なので、この記事の後半で紹介するプロンプトもこの基準を使っています。

連携するとできること: 運用変更まで

連携後は、確認だけでなく運用変更も同じチャットで扱えます。変更のリクエストを受け取ると、Neuroはすぐ実行せず、影響を受けるアドセットと現在の値、変更後の値をまず整理して見せます。人が確認して承認した変更だけがCriteoに反映されます。

運用業務Neuroでできること実務での例
アドセットの開始・停止複数のアドセットをまとめて開始・停止します。成果が急に悪化したリターゲティングのアドセット3件をまとめて停止し、確認後に再開します。
アドセットの予算調整日・週・月・通期の予算サイクル、capped/uncapped、ペーシングの値を確認して変更します。ROASが安定しているアドセットの日予算を増額し、消化が速いアドセットはペーシングを点検します。
キャンペーン・アドセットの作成/編集公式APIの構造に沿って作成・編集のリクエストを準備し、実行前に内容を提示します。新しいリターゲティングのアドセットを作りつつ、確認が済むまで配信されない状態にしておきます。
クリエイティブ・オーディエンスの運用公式APIで許可されているcreative・audience・contact-listの操作を扱います。クリエイティブのURLやオーディエンスリストで変更案を作り、一部失敗があれば項目を分けて報告します。

運用変更には別の安全装置を設けています

アカウントの状態に影響する操作は、確認系の操作と分けて扱います。予算変更、アドセットの開始・停止、作成・削除は、変更案を作って人が確認したうえで実行する流れに設計しました。

  • 連携したワークスペースの広告主の範囲内でのみ、データを読み書きします。
  • CriteoのAPIパスとリクエスト形式を呼び出し前にOpenAPI仕様で検証し、推測による呼び出しを減らします。
  • 新しいアドセットは作成直後は停止状態で置かれ、ユーザーが明示的に開始をリクエストするまで広告費用は発生しません。
  • アドセット作成時に開始時点が現在または直近になっている場合は、安全なスケジュールへ自動調整したうえで、どう調整したかを回答に添えます。
  • 複数のアドセットを一度に変更して一部が失敗した場合は、成功したアドセットと失敗したアドセットを分けて表示します。

月曜の朝に日予算を増やす前に、どのアドセットが影響を受けるかをもう一度確認する。そのくらいの感覚で使ってもらえる設計です。

NeuroでおすすめするCriteo運用の流れ

  1. Criteoの広告主をワークスペースに連携します。同じワークスペースにGoogle広告・Meta広告・GA4も連携されていると、媒体間の比較が自然につながります。
  2. 最初の会話ではいきなり予算変更を依頼せず、直近14日または30日でキャンペーンとアドセットの成果を整理させます。
  3. ROAS・売上・コンバージョンの基準は、CriteoのPostClick/PostViewとルックバックウィンドウを明示します。他媒体と比較するときは、アトリビューションの違いを回答の中で説明するよう依頼します。
  4. 変更候補が出てきたら、まず「実行はせず、変更案だけ表にまとめて」と伝えます。影響を受けるアドセット、現在の予算、変更後の予算、想定されるリスクをあわせて確認します。
  5. レビューが終わった変更だけを実行します。実行後は、成功・失敗した項目とフォローアップの確認時期をメモに残します。

よくある質問

Criteoも同じ広告運用の流れの中へ

Criteoが加わったことで、広告運用の全体像がもう一段埋まりました。他媒体と並べて見て、変更候補を同じ会話の中で作り、実行前に影響を確認できます。

リテールメディアとリターゲティングの成果を切り離して見ていたチームなら、これからはCriteoまで含めて、診断・レビュー・実行をひとつの流れにまとめられます。

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参考資料

  • Criteo Developers: Authorization Code Setup

    Criteo Marketing SolutionsのアカウントをOAuthで連携する公式の認証フローを説明したドキュメントです。

  • Criteo Developers: Analytics

    Criteoの統計レポートと成果分析で使う基準を確認するための公式ドキュメントです。

  • Criteo Developers: Ad Set

    Criteoのアドセットの役割、予算、配信ステータスなど運用単位を理解するための公式ドキュメントです。