ChatGPT広告とPango Neuroの連携を表す3Dコネクタ

ChatGPT広告の運用方法: 自社で始めてPango Neuroで管理する

会話の文脈に合わせて表示されるChatGPT広告。広告フォーマットと表示対象から、Pango Neuroを連携したあとにできる運用業務までまとめました。

ChatGPT広告とは

ChatGPT広告は、ユーザーが商品やサービスを調べたり比較したりしている会話に合わせて表示される広告です。関連性の高いChatGPTの回答の下に「スポンサー広告」として表示され、回答の内容とは分離されています。

広告には広告主名、ロゴ、見出し、説明、ランディングページ、画像が含まれます。ユーザーは広告からサイトへ移動することも、表示された広告についてChatGPTでさらに詳しく調べることもできます。

ChatGPTの回答の下にスポンサー商品カードが表示された公式の広告画面の例
OpenAI Help Centerが公開したChatGPT広告の画面例。広告は回答の下に、独立したスポンサー枠として表示されます。実際の画面はベータ期間中に変わることがあります。

どのChatGPT利用者に広告が表示されますか

現在のテストでは、広告はFreeとGoの利用者に表示されることがあります。有料プラン全体に広告が付くわけではありません。

利用形態広告の表示現在の基準
Free表示されることがある提供地域で広告なしのFreeを選んだ場合は表示されません
Go表示されることがある地域とテスト対象かどうかによって変わります
Plus・Pro表示されない個人向けの有料プラン
Business・Enterprise・Edu表示されない組織向けのプラン
18歳未満・一時的なチャット表示されない年齢または会話の方式による除外

検索広告と何が違うのか。キーワードより「会話の文脈」

ChatGPTのユーザーは、質問をひとつ入力して立ち去るわけではありません。選択肢を探し、比較し、購入の条件を絞り込んでいきます。ChatGPT広告は、この会話のテーマと意図に合った広告を、回答の下の独立した枠に表示します。

広告グループには、自社の商品がどんな会話や状況に合うのかを説明する「文脈のヒント」を入れます。一般的な検索広告の完全一致キーワードとは違います。誰に向けて、どんな悩みの瞬間に、どんな役に立つ商品なのかを具体的に書くことが重要です。

  • 認知の拡大が目的ならリーチ(Reach)キャンペーン
  • サイト訪問が目的ならクリック(Clicks)キャンペーン
  • 広告クリエイティブは見出し、説明、画像、ランディングページで構成
  • 広告はChatGPTの回答と分離され、スポンサー広告として表示

ChatGPT広告をPango Neuroに連携すると何ができますか

広告マネージャの画面を開いて表をダウンロードし直す代わりに、Pango Neuroに普段の言葉で質問できます。分析で終わらず、必要な運用変更まで同じ会話の中で続けられます。

マーケターの質問Pango Neuroがすること得られる結果
今週の広告費用・インプレッション・クリックは?インプレッション、クリック、広告費用、CTR、クリック単価、1,000回表示あたりの費用を取得します。主要な成果のサマリー
どこで成果の差が出たのか?キャンペーン・広告グループ・広告別の比較と、日別・月別の推移を分析します。優先して確認すべき対象
国やデバイス別の違いは?国・デバイス・商品を基準に成果を分けます。次のテストの仮説
新しいキャンペーンを作って実際の広告アカウントに停止状態で作成します。まだ配信されないレビュー用のキャンペーン
テキストと画像を変えて広告の見出し・説明・ランディングページの編集と画像の登録を行います。新しいクリエイティブの組み合わせ
予算を調整して広告を止めてキャンペーン設定の変更、有効化・一時停止・アーカイブを行います。運用ステータスの変更

こう頼めば、そのまま実務になります

決まったコマンドを覚える必要はありません。期間、比較の基準、ほしい結果をあわせて伝えてください。

  • 直近7日のChatGPT広告の成果を前週と比較して。広告費用は増えたのにCTRが下がったキャンペーンから見せて。
  • キャンペーン別の広告費用・クリック・クリック単価を表にまとめて、真っ先に手を入れるべき3つを挙げて。
  • モバイルとデスクトップの成果を分けて見て、差の大きいクリエイティブを探して。
  • 広告アカウントの通貨をまず確認して。円建てのアカウントなら、目的はサイト訪問、期間は2週間、総予算は30万円でキャンペーンを作って。配信はせず停止状態で作成して。
  • 既存の広告3件はメッセージが似すぎている。商品の強み、利用シーン、信頼の根拠で切り口を分けて、新しいテキストの案を提案して。

分析は速く、配信の判断はマーケターが

Pango Neuroは、新しいキャンペーン・広告グループ・広告を実際の広告アカウントに停止状態で作成します。この段階では、まだ広告は配信されません。内容と予算を確認したうえで、マーケターが有効化を承認して初めて配信の段階へ進みます。

OpenAIの広告審査も別途通過する必要があります。アカウントの確認、支払いの状態、広告ポリシー、キャンペーンの期間や予算の問題で配信が止まることもあります。Pango Neuroが分析と運用の速度を上げても、最終的な判断とポリシーの責任まで代わるわけではありません。

代理店は広告主のアカウントに招待されて運用します

現在のOpenAIのセルフサーブの運用構造には、複数の広告主をひとつにまとめる「代理店アカウント」という概念がありません。広告主ごとに自社の事業者情報・ブランド・支払い情報で広告アカウントを作り、代理店の担当者をそのアカウントのメンバーまたは管理者として招待する形になります。

連携は4ステップです

  1. ads.openai.comで広告アカウントを作成します。
  2. ブランド情報、支払い方法、アカウントの確認を完了します。
  3. 広告マネージャの設定で、Pango Neuro連携用のキーを発行します。
  4. Pango Neuroのデータ連携でChatGPT Adsを選び、連携キーを登録します。

連携が終わったら、まず「自分のChatGPT広告アカウントと現在のキャンペーンの状態を要約して」と聞いてみてください。アカウント、通貨、タイムゾーン、稼働中のキャンペーンを確認してから、分析や停止状態でのキャンペーン作成に進むとスムーズです。

最初の1週間はこの順番で見てください

  1. 広告が審査を通過して実際に配信されているかを確認する
  2. インプレッションと広告費用が計画どおりのペースで積み上がっているかを確認する
  3. CTRとクリック単価をキャンペーン・広告別に比較する
  4. 国・デバイス・商品別に差の大きい区間を確認する
  5. 成果の低い広告は、テキストと画像の切り口を分けて次のテストを準備する

ChatGPT広告はまだベータの段階です。業種ごとの正解や普遍的な成果の基準を断定するよりも、小さな予算で仮説を立てて結果を比較し、自社ブランドの基準を積み上げていくアプローチが合っています。

広告媒体が増えても、運用画面は増やさない

ChatGPT広告を始めるからといって、毎日確認する画面まで1つ増やす必要はありません。Pango NeuroでChatGPT Adsを連携すれば、これまでの広告業務と同じ会話の中で状況を見て、差を見つけ、次のアクションを準備できます。

最後に、ChatGPT広告の運用でよくある質問

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参考資料

  • OpenAI Ads

    ChatGPT広告のアカウント作成とAds Managerの開始ページです。

  • Ads Manager Availability

    国ごとの広告マネージャの提供状況を確認できる公式案内です。

  • Ads in ChatGPT: The Basics

    広告フォーマット、表示の仕組み、課金、計測に関する公式の案内です。

  • Ads in ChatGPT

    広告が表示されるプラン、年齢、チャットの種類に関する公式の案内です。

  • Quickstart: Launch your first campaign

    広告アカウントの設定からキャンペーン運用までの公式スタートガイドです。

  • Ads Manager Beta Account Setup

    広告主ごとのアカウント作成とチームメンバーの招待に関する公式の案内です。

  • Create Ads for ChatGPT

    会話の文脈に合った広告テキスト、画像、ランディングページの制作ガイドです。